【超ホワイト】BtoB企業のES突破する志望動機とは
こんにちは!Bambooo Collegeスタッフの杉田です!
ところでみなさん、BtoB企業ってご存知ですか?
就職活動の際によく聞きますよね。
Bto Bは“Business to Business”の略で、法人を相手に取引を行なっており私たちにとって普段馴染みがない企業ばかりです。
モノづくりにおけるBtoBは製造の上流工程に関わることが多く、その影響力の大きさと福利厚生・待遇の良さ、そしてグローバルに活躍できることから就活生にとって非常に人気の業界となっています。
しかし! BtoB企業は基本的に採用人数が超少ないです。なぜなら辞める人が少ないから。
特に文系となると、従業員規模3,000人ほどの大企業であっても新卒採用人数が5~20人というところがザラにあるので限られた枠を必死に奪いに行かなければなりません。
BtoB企業をメインに20社以上受け、ES通過率は80%で最終的に東証一部上場BtoBメーカーから内定をいただいた私の経験談をもとに志望動機のコツをまとめてみました!
I 自己分析を納得いくまでしよう
BtoCよりもBtoB志望の学生の方が自己分析を求められるのでは??と思うくらいに自己分析は非常に大事になってきます。
なぜなら扱う製品を私たちは日常で目にすることがないからです。
私たちはスマホを持っていますが、それを分解して中の電子部品や半導体を目にしたことがありますか?また、スマホに内蔵されている無数の半導体の製造装置を想像したことはありますか?さらに、24H稼働し続けている半導体工場を動かしている機械に思いを馳せたことはありますか?
答えはNOです。
私たちの日常とはかけ離れたところにビジネスの領域を置いているので、いまいち愛着とか共感とかもてないですよね。それを補えるのは徹底した自己分析だけです。
「製品のこと、あまり知らないけどそれでも御社が好きなんです。だって〜というところが私とは合ってるから。それに、将来は御社で〜こともしたいし、それを成し遂げられるのは御社だけなんです。嘘じゃないので深堀いっぱいしてください( ; ; )」
くらいの気持ちで面接に挑みましょう。
※自己分析についてはスタッフのヨゴちゃんの記事を参考にしてみてください!
II あえて語らない
結論から言うと、その企業の技術力について語ってはいけません。
なぜならボロが出てしまうからです。
付け焼き刃の知識を語っても現場社員には到底かないませんし、少しでも不安要素があると緊張してしまって上手く話せなくなったりしますよね。
なので私は志望動機ではその会社の技術力についてまったく触れずに自分の土俵で戦うことをしていました。
具体的には、(1) 自分がやりたいことを語る (2)自分しか持っていないエピソードを語る です。
(1)自分がやりたいことを語る
BtoB企業の中でも世界シェア首位といった企業は安定志向なのであまり使えないかもしれませんが、創業者がご存命であったり一度失敗をして再起を図っている企業などには使えるかもしれません。
“モノよりコト(サービス)にお金をかける”と言われている現代社会では、技術力の高さは必要条件であって十分条件ではありません。競合他社に勝つためにはいかに付加価値をつけられるかが鍵となってきます。したがって、高次面接になるほど『自分のやりたいこと』を語ることが求められます。特に、理念に『挑戦』や『革新』といった言葉を掲げている企業は個々の力を大切にしています。
そういった企業の面接では素直に、自分の言葉で自分が何をしたいのか/どういう考えに基づいてそれをしたいのか/何から始めたいのか をしっかり語れるようにしましょう。
その企業でしかできない理由と根拠をしっかり練っていけば、多少非現実的でもマイナス評価に繋がることは絶対にありません。
自分がやりたいことに正解も間違いもないので、OB訪問や逆質問の時間などを有効活用して精度を高めることをオススメします!
(2) 自分だけのエピソードを語る
BtoB企業に限らず、自分にしか言えないエピソードを喋るのが一番いいです。
なぜなら面接官の印象に残りやすいから。
主語が一般の大学生全員にも通用するような文章はまったく志望動機に組み込んでいませんでした。
でも、完成品であれば日常で使用した経験を自分の言葉で話せますが、精密機器や電子部品を扱っているBtoB企業では話しにくいですよね
なので1dayでもインターンシップに行くことを強くお勧めします!
業界理解・企業研究に繋げられることはもちろん、インターンシップに行くと「自分だけが語れるエピソード」を手に入れることができるからです。(たとえば、私はよく「営業の◯◯さんの〜という言葉に共感をしたので御社がいいと思った」というのを使っていました笑)
「1dayのインターンは意味がない」とよく言われますが、1日で社員の方から多くのお話を聞けますし、早期選考にも乗れる場合もあるのでコスパが良いですよ。
また、前述したように“モノよりコト(サービス)にお金をかける”時代になっているので、BtoB企業の社員の人たちがどういう視座を持って顧客に向き合っているのか、意識していることなどを直接聞けるのは非常に貴重な経験となります!
大事なのは、誰にでも喋れる志望動機は印象に残らないというところです。
自分から情報を足で稼いで、見て/聞いて感じたことをしっかりアウトプットしていきましょう!
以上が私が実際行なっていた志望動機のつくり方です。
志望動機のためにIRも決算書も、製品についての知識も全く必要ありません。自分の土俵に持ち込むことを意識して面接対策してみてくださいね!