【人前で話すのも苦でなくなる!?】緊張を克服する方法とは?
あなたは人前で話すのは、得意ですか?
私は物心ついた頃から家族や仲のいいメンバー以外の前で何かを発表する際、緊張で鼓動が高まり、頭が真っ白になってしまうタイプでした。小学校での学芸会・運動会・参観日、中学・高校・大学でのプレゼンやグループディスカッションなど嫌いでした。もちろん就職活動の面接も苦手でした。
私のように「緊張しすぎて言いたいことがまとまらない」「言葉がうまく出てこない」「大勢の前に立つと頭が真っ白になる」など、人前で話すのが苦手だと感じている方は結構いるのではないでしょうか。
しかし、大学生活以降も就職活動や社会人生活で人前で話す機会はより増えていきます。
私もこれまでの仕事で、人前で話す機会も多々経験し、以前より克服できていると思います。
そこで今回は、人前が苦手・プレゼンで上手に喋れないといった大学生に向けて、緊張の克服方法をご紹介します。
人前で話すことへの意識や普段のコミュニケーションから見直せば、苦手も克服できる日は遠くありません。
緊張して人前でうまく話せない原因は?
まずは何故人前で話すと緊張してしまうのか、その心理的な原因を分析してみましょう。
主な原因は2つあります。
原因①:失敗するのが恐い
「うまく喋れなかったらどうしよう」「自分の意見が否定されたらどうしよう」「間違えた事を言ったらどうしよう」といった失敗を恐れれば恐れるほど、言葉に詰まってしまいます。
これはプライドが高いことの裏返しでもあり、また周りの反応を気にする人に多いかもしれません。
完璧主義であるがゆえに、小さなミスを恐れてしまうのです。
過去に失敗した経験があると、それを思い出して緊張してしまうという負のスパイラルに陥ってしまう人は少なくありません。
原因②:大勢の人から見られることに慣れていない
そもそも人前で話すには慣れが必要です。逆に一度慣れてしまえば、それまでの不安が嘘のように当たり前にできるようになることもあります。
中学・高校と国語や算数、理科などの勉強はしてきたかもしれませんが、スピーチやプレゼン、面接などの練習をする機会はなかった方が多いのではないでしょうか。
練習していないことが最初からできるようになることはありません。
人前で緊張しないための方法は?
では、原因を踏まえた上で人前でも緊張せずにプレゼン・発表するためのコツをご紹介します。
克服方法①:誰でも緊張するものだと理解する
そもそも人前で話すのは誰でも緊張するものだということを理解しましょう。
中には、最初から全く緊張せずに話せたという人もいるかもしれませんが、そうした人はほんの一握り。むしろ、人前で話すことに苦手意識を感じるという人がほとんどです。
たとえ今上手に話せなかったとしても自分を責める必要はありません。
克服方法②:とにかく練習を繰り返す
苦手意識がある人は、まずはとにかく練習を繰り返すしかありません。
例えば、ゼミの発表が不安なのであれば、原稿を作って何度もタイマーで計りながら喋ってみる。録音して自分のプレゼンを聞き直してみる。TEDのようなプレゼン動画でコツを勉強してみる。友達に見てもらう。など事前に練習できることは数多くあるはずです。
自転車に初めて乗る時、いきなり乗れる子ってほとんどいないですよね。乗るために繰り返し練習していませんでしたか?
繰り返し練習することは何においても大切なことです。
克服方法③:話はじめに大きな声で話す
実際に話す際、はじめは通常よりも少し大きな声で話すというのも緊張を吹き飛ばすポイントの1つです。
聞き手を想像するとわかると思いますが、同じ内容を話していても声が小さい人と大きい人では受け取る印象が変わります。前者は自信なく、後者は自信があるように見えるでしょう。
聞き手の反応がいまいちだと、それを受けてなおさら不安を感じるというループに陥ってしまいます。
逆に最初さえ堂々と話せれば、それで調子が出てきて最後まで上手に話せるケースも珍しくありません。
克服方法④:普段から意識的に話す
就活や社会人生活が始まると、やりたいやりたくないに関わらず人前で話す機会は増えていきます。
ゼミ・サークル・授業・部活動などで話す機会がある時に練習するのも良いですが、出来れば普段の生活から意識的に練習すれば、克服スピードも上がります。
大学の顔見知りの前で話す時は緊張しないが、自分が知らないコミュニティの前で話すのは緊張してしまう方もいると思います。
そこでおすすめなのが、色々な世代の人たちとコミュニケーションをとる練習をすることです。
とくに大きな壁となるのが、学生と社会人の違いです。
実際、大学在籍中はそこまで苦手意識がなかった人が、就活面接で社会人を目の前にすると急にうまく話せなくなってしまった、という人も少なくありません。
アルバイトやインターンなどを通じて、学生の内から社会人コミュニティに参加してみると良い練習になるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今苦手意識を持っている人でも、意識的に練習をすれば決して克服できないことはありません。
逆に苦手だから自分ではできないと決めつけてしまうのは非常に勿体無いことです。苦手=出来ないではありません。
むしろ苦手意識を持っている人の方が積極的に練習するため、最終的に誰よりも得意になったという例は少なくありません。
ぜひこれを機に克服していただけると嬉しいです。
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