【就活生必見】《営業職》に求められるスキル教えます!
こんにちは!最近天気の悪い日が続いていると思っていたら、早くも関西で梅雨入りしましたね。
今年は例年より大分早い5月に梅雨だなんて・・・衝撃です。
毎日子供を自転車で送り迎えしている私にとっては本当に辛い時期なんです。。。
さて、あと少しで6月ですが、ガッツリ就活中の方、今から就活の準備に取り掛かかろうとしている方、まだ全然やる気がない方、いろんな方がいる時期かと思います。
インターンや就職活動では、できる限り自分がやりたい仕事にチャレンジしたい!そう思っている人は多いのではないでしょうか。
しかし一方で、希望だけですべてが叶うわけではない厳しい世界なのがこの就活市場。本当に自分が望む結果を引き寄せるためには、ある程度それに見合ったスキルを用意しておくことが大切です。
しかしそこで課題になるのが、学生の多くが持っている仕事(業務・必要なスキルなど)のイメージが、現実と違ってしまっている点。何となくのイメージでスキルを磨こうと思っても、場合によっては全くの空回りになってしまう、なんてこともよくあるものです。
そこで、職種別に本当に必要とされるスキルや素養に関して解説していきます。今回は営業職編です。
将来営業職につきたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
学生がイメージする営業のスキル
営業職に必要な要素として多くの学生がイメージするのは、類まれなる話術ではないでしょうか。
最初は購入する意欲の低かったお客様に対し、想像力をかき立てる素敵な話術で包み込み、知らず知らずのうちに買いたいという気持ちにさせてしまう。そんな一種の催眠術とも取れるような巧みな話芸があってこそ、初めて営業職として活躍できる。そんな想像をしている人は決して少なくないはずです。
しかし、結論から言ってしまえばこれはNG。
営業に最も必要なのは話す力ではありません。むしろ、営業が話せば話すほど、お客様は離れていってしまうものなのです。
例えば街を歩いていて居酒屋のキャッチにつかまったとしましょう。こちらの話も聞かずに一方的にまくし立てられてしまったら、鬱陶しい気持ちになってしまいますよね。仕事の現場でもそれは同じです。
話しが上手い営業は、時として怪しさや胡散臭さが出てしまうもの。まずはこの認識を改めるようにしておきましょう。
実際に必要な営業のスキルとは?
では、営業として活躍するために必要なスキルは何かというと、イメージの真逆、
相手の話を聞く力です。
傾聴力とも表現されるのですが、相手の話を上手に聞けない人は、営業として活躍することは難しいでしょう。
その理由は営業の仕事を深掘りすればわかります。
その理由とは?解説します!
営業という言葉だけを見ると、売り込むことが仕事のように感じてしまいますが、本来果たすべきなのはお客様の課題の解決です。何か困ったことがあり、それを解決するための方法として、自社の商品やサービスを提案するのが営業の仕事なのです。
必要のないものをいくら上手に話して売り込もうとしても、お金を出してくれることはありません。
必要と思うからこそ、お金を払ってでもその商品を買うのです。
ですから、まずはお客様がどんな悩みや課題を抱えているのか、しっかりとヒアリングすることが大切。
それこそ、相手に9割話させて、自分は残りの1割しか話さない。それぐらいでちょうど良いのです。
むしろそうしなければ、相手が本当に困っていることが何なのか、見抜くことはできません。課題が分からなければ解決方法も当然わからず、結果的に何を売れば良いかもわからないでしょう。
営業の基本は後出しじゃんけん
営業の基本は後出しじゃんけん。「こういうのがありますよ!どうですか?」では自分の手を先に出し過ぎ。
「ここが困ってるんですね!ではこういうのがありますよ!」という形で、先に相手の手の内を見て置いてから、それに合わせた提案をしていくことが必要なのです。
発注を決める際の最後の一押しでも同じことです。相手が値引きを求めていないのに値引きしてしまったり、サービスを求めてないのに色々つけてしまっていては、営業の利益はどんどん下がってしまいますから、まずは相手が何を求めているのかを明確にしつつ、それにあった策をその都度講じていくことが大切です。
営業に必要なのは、相手の話を聞き出す力。決して自分が話す力ではないということを覚えておきましょう。
まとめ
学生側が持っている仕事のイメージと、実際の現場で行われている仕事の実態には、往々にしてギャップがあるものです。
みんなが必要と思っているスキルは、もちろんあって損することはないのでしょうが、必須のものであったり、最も重要視されているものではない可能性もあるということをしっかり認識しておきましょう。
営業の場合に必要なのは、話す力よりも聞く力。悩みや課題をしっかりと聞いてあげることで、相手は自分を信頼し、かつこちらも提案できる幅が広がるというものです。
営業の使命はお客様の課題解決ですから、こちらから一方的に売り込むようなことをしても意味がありません。
最初は難しいかもしれませんが、聞きに徹する営業というのは常に意識して行動していくと良いでしょう。
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