【サマーインターン全落ちの方へ】落ちた要因と対策編

【サマーインターン全落ちの方へ】落ちた要因と対策編

経団連による就活スケジュールが廃止され、早期に内定出しを行ってきた外資系企業やベンチャー・中小企業など経団連に加盟していない会社だけではなく、経団連加盟企業であった国内大手企業も続々と新卒採用時期を早期化しています。

そんな中、インターンシップの立ち位置も従来の企業理解促進という側面から、採用選考の一貫として見られることが多くなってきました。

このような就活の流れを受けて、インターン参加を重要視している就活生の人も多いのではないでしょうか。

しかし、夏のインターンシップにも選考はつきもの。残念ながら選考通過できないケースもあります。

夏のインターン選考が始まったころは、まだ現実を知らず、どこかには通るだろう!夏休みはインターンで忙しくなる!と想像していたにも関わらず、全落ちしてしまい・・・夏休みは案外暇だったという人って普通にいます。

インターンに全落ちして自分はなんて駄目だ・・・・。

もう就活が終わりだ・・・。と途方にくれる方もいるかもしれません。

ですが、夏のインターンが就活の全てを決めるわけではありません!

これから秋、冬のインターン、本選考と就活はまだまだ続きます。

そこで今回は、サマーインターンシップに全落ちした時に、振り返るべきことと今後の対策をご説明します。

一度、落ちてしまったものは受け入れて、次の選考に活かせればOK!

それでは早速ご覧ください。

全落ちでも嘆く必要はなし!

まず結論からいうと、夏のインターンシップに全落ちしたとしても全く悲観することはありません。

なぜなら、インターンは受かる人よりも落ちる人の方が多いからです。さらに、昨今は就活スケジュールが毎年のように変わり、現在では、実質的に大学3回生の夏から就活スタートするようになりました。

急な就活早期化によって、十分な選考対策が出来なかったり、希望業界が定まらなかったりドタバタの中、インターンのエントリーが始まってしまったという人も少なくないはずです。

皆さんだけではなく、希望インターンシップに行けなかった人は多くいるでしょう。

就職活動は、よく結婚に例えられますが、それになぞらえると、インターンシップは恋人探しというイメージでしょうか。何人かにアタックして駄目だったとしても、もしかしたら本命の人は別のところにいるのかもしれません。

だからこそ、選考落ち=就活失敗と捉えるのではなく、次のチャレンジに向けて反省し、改善していくことが重要です。

選考に落ちたのには必ず理由があるので、その要因を知り、今後の対策へ繋げましょう。

落選した要因と対策

サマーインターンの選考は、主にエントリーシートの提出、Webテストの実施、グループディスカッションや面接、という順番で進みます。

自分がどの段階で不採用になったのか分析し、対策を練っていくことが大切です。

要因①:人気インターンシップばかりエントリーしている場合

まずは、人気企業のインターンシップばかり応募していたというケースが挙げられます。

いうまでもなく、就活人気企業であるほど、参加学生のレベルも倍率も高いです。

そもそも採用人数より不採用になる人の方が明らかに多くいるので、お見送りされたとしても仕方のないこととも考えられます。

該当しているかもと思う方は、まず本当にその会社や業界へ自分が行きたいと思っていたか振り返ってみてください。有名な会社だから、周りが皆受けているから、といった理由でエントリーはしてなかったでしょうか?

他人の意見に感化されることは問題ありませんが、もう少し視野を広げて自分がきになる業界や企業の情報を集めてみても良いかもしれません。

要因②:Webテスト(SPI・玉手箱など)で落ちる場合

インターンシップの最初の難関といえばWebテストです。特にコンサル系の会社では採用基準の点数が高く設定されている傾向があります。

Webテストに関しては、事前学習を徹底してやるしかないでしょう。逆に、ある程度問題の傾向を掴んでしまえば、中身が変わっても解き方は応用できる問題が多いです。

大学受験の勉強を思い出して、少しの間負荷をかけて勉強に取り組んでみてください。また、本番では解答時間も限られていますので、タイムリミットを決めて問題を解く練習をしてみましょう。

要因③:履歴書・ES(エントリーシート)が通らない場合

履歴書やエントリーシートで落ちてしまう人の特徴は、以下の2つが挙げられます。

  • そもそも日本語が成り立っていない、文章がおかしい
  • 企業が求めてる人物像が分かっていない

前者に関しては、ESを友達や家族、先輩に見てもらうなど第三者にチェックしてもらうようにしましょう。自分が書いた文章は、自分で理解できても他人には理解されないことが多々あります。

後者の場合は、まず企業の情報収集からはじめましょう。企業がエントリーシート等の応募書類で見極めたいのは、志望度の高さと自社に合うタイプの学生か、という点です。

書類は自分をアピールするものですが、相手に刺さらないポイントをアピールしてもそれはマイナス要素になりかねません。提出書類は企業へのラブレターだと思って、まずは相手を知ることが重要です

要因④:グループワーク(GD)で落ちる場合

グループディスカッションが苦手な就活生は多いようです。

就活をはじめたての学生の多くは、グループディスカッションでいかに発言できるか、といったことを意識しがちです。

ですが、人事担当者がみているのは、そうした積極性だけではありません。

それ以外にチーム内での協調性も重要な評価軸です

仮に発言が少なかったとしても、メンバーが話しやすいように気を配れる人であれば、評価へと結びつくでしょう。

要因⑤:面接で落ちる場合

インターンシップの面接は、基本的なビジネスマナーを守れているか、質問に対して的外れな回答をしていない、といった基礎的な部分が大きく評価に影響します。

基礎的とはいえど、学生の皆さんが経験した面接はおそらくアルバイト面接やゼミ面接くらいではないでしょうか。

いざ、社会人と面と向き合って質問をされると思うように言葉が出てこないという人もいると思います。

そうした人は、まず社会人慣れすることが第一です。大学生活では、ほとんどの時間を同年代の友達や先輩、後輩と過ごすため、社会人とコミュニケーションをとる機会はそこまで多くないと思います。

リクルートが実施したアンケートによると、人事が面接で評価しているポイントは人柄、コミュニケーション力が大部分を占めています。

面接でどうにか自分をアピールしようとアルバイトやゼミ、サークル経験を語る学生が多いですが、そうしたエピソードの内容よりも何気ない会話のやりとりで素の自分を出せるかといった点が重要だといえます。

サマーインターンの選考落ちは自分を見直すチャンス!!

これまで説明してきたように、選考に落ちたことは落ちたこととして受け入れましょう。

落ちたのには何かしらの理由があるはずです。原因が自分で分からなかったとしたら、同期に聞いてみる、就職エージェントのキャリア相談に行ってみるなどしても良いでしょう。

いずれにせよ夏のインターンは全てを決めるわけではありません。ここからいかに挽回できるかどうかが大事です。

秋・冬インターンに向けてやっておくことは次回にでも説明しますね!!

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